昨日、9月26日に幕を閉じた全国ポケモンサークルリーグにおいて予選から計8試合、SPLのGS代表として出場させてもらい、そのうち本戦リーグ・決勝トーナメントの6試合で使用して5勝1敗だった構築となります。
当初は記事として載せる予定がなかったのですが、サークルとして準優勝という去年までと比較して素晴らしい結果を残すことができたのと、せっかくここ1年で大真面目に取り組んだルールなのに一つも記事を残さないのはちょっと嫌だなと感じたことから書いていこうと思いました。
176(4)-×-110-255(252)-180-142(252)/控えめ/始まりの海
潮吹き/熱湯/冷凍ビーム/守る
元々この構築はグライベルだったので一番最後に入ってきた最強のポケモン。
グラが特殊型(控えめCS噴火大地雷守る)だったので思ったよりすんなり入ってきてめちゃくちゃ強かったです。
最初はグラードンが最強のポケモンと信じて疑っていなかったので食わず嫌いしていたのですが、実際使ってみたら命中不安などの要素によって断崖のないグラードンを使うくらいならこっちを選ぶべきだなあと感じました。
WCSの影響で以前からいたドーブルに加えてカポエラーなどのワイガ持ちが増えることを懸念して根源ではなく熱湯を採用したこと以外は特に書くことのないポケモンではないでしょうか。
個体を貸してくれた同じサークルのこてっちゃんには感謝しています。
イベルタル@黒いメガネ
201-201(252)-115-×-126(60)-143(196)/意地っ張り(H30S29の非理想個体)/ダークオーラ
叩き落とす/不意打ち/追い風/守る
グラカイレックゼルネよりは一段もしくは二段下の評価をされていることが多い伝説枠。
PCLiveの放送を見た人はわかるかもしれませんが、トリックルーマーに対しては無類の強さを誇るポケモンでそうでないときも高耐久とかなりの火力がある不意打ちによってゼルネ入り以外にはほぼ毎試合出して大活躍してくれていました。
グライベルだったときは寂しがりで追い風の枠にバークアウトを入れてましたが、カイオーガの採用によってそこそこの火力の全体技よりも追い風でオーガ通した方が強いと判断して変更しました。
この変更は大正解でアローとの追い風2枚によってオーガを上から動かしやすい試合が増えました。
調整としてはAぶっぱSは準速グラカイ抜きで受ける技は特殊方向が多いと判断し残りはD振りになっています。
こちらも個体は借り物で同じサークルのそらりあには意地と寂しがりの2匹も貸してくれてとても感謝しています。
こういうヤバいことしてる人が身近にいて本当に助かりました。
ボルトロス@命の珠
155(4)-×-90-177(252)-100-179(252)/臆病/悪戯心
10万ボルト/気合い玉/身代わり/守る
この構築最大の地雷枠。
前はレパルダスの嘘泣きと合わせてグラに草結びを打っていました(無振りグラ程度なら確1)が、耐久の薄いグラがほとんどいなくなっていたことから身代わりに変更することで、相手のS操作の時間稼ぎやレパの猫と合わせて行動回数を増やしやすくなったりしました。
珠気合い玉は耐久振っているメガガルに耐えられることは周知の事実だと思います(H4メガガルが75%で落ちる程度)が、このルールはASが多いと判断して採用した結果大半のメガガルが飛んでったので、採用は大正解だったと思います。
決勝トーナメント1回戦では、気合い玉でガルーラを飛ばしてイベルタルの不意打ちを身代わりで回避したりと地雷枠らしく好き放題やってくれていました。
ゲンガー@ゲンガナイト
137(12)-×-82(16)-182(252)-95-174(228)→137-×-102-222-115-196/臆病(めざ氷個体のためB30)/浮遊→影踏み
ヘドロ爆弾/めざめるパワー(氷)/身代わり/守る
この構築で唯一ゼルネに強いと言ってもいい枠。
調整は陽気珠アローのブレバ耐えまでHBを伸ばしてゲンガーミラー以外で不要と判断したSを削っています。
Cは削るとゼルネが倒せるかどうかに関わってくるので削れません。
めざ氷の枠は鬼火と滅びの歌(これは予選で使用)とでずっと悩んでいましたが、このツーウェポンだと構築全体で厄介なマンダとゼルネに対して戦える駒として非常に優秀でした。
また、影踏みで相手のグラを逃さず仕留めたり、交代で裏から晴れさせようとしたりするのを防げるのも素晴らしかったです。
ファイアロー@鋭い嘴
153-133(252)-91-×-90(4)-195(252)/陽気/疾風の翼
ブレバと追い風だけでも仕事はできるので守るを持ったタイプのファイアロー。
このポケモンが重要になる試合が多く、守るも読まれにくいのでかなり強かったです。
レパルダス@気合いの襷
139-140(252)-70-×-71(4)-173(252)/陽気/悪戯心
イカサマ/猫騙し/電磁波/なりきり
この構築で一番技が迷走した枠ではあったものの選出率は一般枠で1位でした。
猫は切る理由がなくて、上からボルトやエルフーンに挑発を受けても腐らなくてダークオーラとのシナジーも強いイカサマは確定としていて、嘘泣きアンコール挑発バークアウト威張るなどいろいろ考察したり試してみたりしましたが、電磁波なりきりに落ち着きました。
配分は2発目以降耐える必要のある場面があまりなさそうだった(というかどっちみち耐えない)ので申し訳程度に猫の火力が上がるASにしました。
選出としては初手にレパ+何かを投げて場を荒らせるだけ荒らして裏から追い風展開する形が多かったです。
以下PCLの振り返り
去年まで3年連続で予選落ちだったSPLが惜しくも優勝はできなかったとはいえ準優勝という成績を残せたのは本当に嬉しかったです。
このSPLというサークルはPCLにおいてほとんどメンバーを固定せず、予選から数えると今年は11人も対戦参加しました。
サークルの方針としてPCLには参加したい人全員が参加して楽しむというのがずっとあったので、それを守りながらここまで来れたのは本当にすごいことだと思います。
ただ一つ心残りだったのは今年の1年生があまり積極的ではなかったり上級生も上手く誘導することができなかったせいで、1年生に1試合も出てもらうことがなかったことですね。
来年は新入生からM2までみんなで試合に出て、今年惜しくも逃してしまった優勝が取れればいいななんて思っています。